![]() バイポーラ電力制御装置
专利摘要:
本発明は、BJTに対するベース駆動を実現する変圧器上の制御巻線の使用を通じて、BJTを特徴とする電力コンバータを制御するための回路に関する。このコントローラは、制御巻線電流を制御し、したがって、電流の転流を修正する、または発振を停止することができる。転流を防止するように単方向短絡をもたらすことができ、また、初期電力パルスを送り、電力コンバータの始動または動作を制御することができる。 公开号:JP2011511613A 申请号:JP2010544773 申请日:2009-01-26 公开日:2011-04-07 发明作者:ジャック、ラッセル 申请人:ジャック、ラッセルJACQUES,Russell; IPC主号:H02M3-00
专利说明:
[0001] 本発明は、スイッチ・モード電源に関し、詳細には自励発振電力コンバータに関する。本発明は、決して限定しないが、特に蛍光灯バラストでの使用に適用可能である。] 背景技術 [0002] バイポーラ接合トランジスタ(BJT)は、低コストであるため、スイッチ・モード電源(SMPS)内でスイッチとして使用することができる。これらのトランジスタを使用するSMPSは、通常、インダクタおよびコンデンサを使用して自励発振するように構築され、SMPSを始動するときを除いて、スイッチングさせるために外部制御を必要としない。これらのSMPSでは、巻線がBJTの負荷電流と直列で接続された変圧器が、二次巻線を介してBJTのベース電流を供給する。これらのSMPSは、蛍光灯内の電子バラストとして使用することができる。] [0003] 図1は、BJTに基づく自励発振電子バラスト2の基本構成要素の概略回路図である。NPN型BJT4、6が、電圧レール10と電圧レール12の間の中点をもたらすように直列で接続されている。負荷巻線14が中点8と負荷16の間に接続されている。駆動巻線18、20が、それぞれBJT4、6のベース端子に接続され、負荷巻線14と同じコアに巻かれ、それにより、そのコアの周りの3つの巻線が変圧器として働く。小さなドットは、通常の形で、コア上の巻線の、互いに対する位置合わせを示す。BJTは、フリーホイール・ダイオード22、24と並列で接続され、これらのフリーホイール・ダイオードは、BJTがスイッチングしたが電流がまだ転流されていない期間中、負荷電流が流れることを可能にする。別法として、フリーホイール・ダイオードは、BJT4、6のベースに接続されてもよい。負荷16は、リアクタンス性、容量性、および/または抵抗性の構成部品を含むことができる。この回路は、概して、負荷16から低電圧レール12および/または高電圧レール10への接続部(図示せず)によって完成する。この回路に対する一般的な変形形態は、高電流状態でBJT4、6をオフにするのを助けるように、各BJTと直列の抵抗器を使用することを含む。他の回路は、発振の周波数を制御するのを助けるようにBJT4、6のベースと直列で接続された抵抗器を含む。] 図1 [0004] 一般に、この回路は、BJT6のベースに大電流を供給し、それによりBJT6を素早く完全にオンにすることによって起動される。これを行うための手段は、一般にDIACを使用し、ここでは論じない。BJT6がトリガされると、中点8の電圧が急速に低電圧レール12の電圧に達し、負荷16に電流を流す。すると、電流がドットから離れるように負荷巻線14を流れ、駆動巻線20内の電流をドットに向かって流す−より多くの電流をBJT6のベースに送り、BJT6をオンに保つ。同時に、駆動巻線18内の電流がドットに向かって流れ、したがって電流をBJT4のベースから引き離し、そのBJTをオフに保つ。] [0005] 負荷巻線14を通る負荷電流が増加するにつれて、磁化電流もまた増加し、駆動巻線20内の電流が負荷ほど急速に増加しなくなる。これは、BJT6内のベース電流もまた、負荷ほど急速に増加していないことを意味する。最終的に、ベース電流に対する負荷電流の比率がBJT6の利得を超えることになり、これによりBJT6はオフになり始める。BJT6がオフになると、BJT6を通る電流が制限され、その結果、負荷巻線14を通る電流がフリーホイール・ダイオード22を通過し始める。負荷電流は減少し始め、ついには負荷電流が転流され、巻線14内の電流を逆転させる。駆動巻線20内の電流はいま、BJT6のベースから離れるように流れ、駆動巻線18内の電流がBJT4のベースに向かって流れ、BJT4の導通を開始し、負荷から高電圧レール10に電流が流入することを可能にする。最終的に、BJT4は、BJT6と同様にシャット・ダウンし、負荷を通過する電流が再び転流され、BJT6が再び導通を開始する。] [0006] この自励発振は、回路内のインダクタ、抵抗器、およびトランジスタなど、構成部品の特性によって決まる周波数で発生する。しかし、これらのデバイスの許容差を正確に制御することは困難であり、かつコストがかかる。その結果、自励発振周波数が予測できないものになり、その周波数は、回路ごとに異なり、必要とされるタスクにとって高すぎる、または低すぎるおそれがある。] [0007] 近年、電子バラストに対して加えられている1つの一般的な変更は、BJTではなく電界効果トランジスタ(FET)の使用への移行であった。FETは、電流ではなく電圧によって活動化されることにより、BJTよりうまく制御することができる。それにより、FETは、コンパクト蛍光ランプ(CFL)の一体型バラストにますます採用されるようになっている。というのは、この制御しやすさにより、改善された始動特性および寿命を有するCFLを生産することができるからである。しかし、FETはBJTより著しくコストがかかるものであり、このFETの使用は、CFLの製造に伴うコストを上昇させる。] 発明が解決しようとする課題 [0008] 本発明の目的は、自励発振電力コンバータ内で使用されるBJTをよりよく制御するためのデバイスおよび方法を提供することである。] 課題を解決するための手段 [0009] 本発明の第1の態様によれば、電力コンバータを制御するためのコントローラであって、電力コンバータが、バイポーラ接合トランジスタ(BJT)をスイッチとして有し、BJTのベースが駆動巻線に接続され、前記駆動巻線が、電力コンバータ負荷電流を搬送する負荷巻線に磁気的に結合される、コントローラにおいて、負荷巻線および駆動巻線に磁気的に結合された制御巻線に接続するための第1および第2の制御巻線接続部と、第1の制御巻線接続部と第2の制御巻線接続部との間で互いに直列で配置された第1および第2の双方向電子スイッチと、第1のスイッチと並列で接続された第1のダイオードとを含む電流制御要素を有するコントローラが提供される。] [0010] 好ましくは、第1および第2のスイッチのそれぞれとそれぞれの制御巻線接続部との間に形成された電気経路が、ダイオードを含まない。第1および第2のスイッチにより、コントローラは制御巻線の両端間で双方向短絡(bidirectional short−circuit)を生み出すことができる。制御巻線が駆動巻線に磁気的に結合されているため、駆動巻線内に効果的な短絡が生み出され、したがって、BJTがオンである場合、電流がBJTのベースから離れるように流れることができる。ダイオードには、固有の電圧降下が伴う。双方向短絡を形成する電気経路内にダイオードがある場合には、制御巻線の両端間の最小電圧が少なくともダイオード電圧降下になるはずである。したがって、駆動巻線内に生み出される効果的な短絡は、その両端間の電圧がダイオードの両端間の電圧降下未満である場合(制御巻線と駆動巻線の間の巻数比1:1を仮定して)、短絡のように働かないであろう。電圧がダイオード電圧より大きい場合でさえ、ターン・オフの有効性を低下させることになろう。したがって、制御巻線の両端間の双方向短絡の経路内にダイオードがあることにより、低い電圧を短絡させることができる効果的な短絡を生み出すために、より高い制御巻線:駆動巻線の巻数比が必要になる可能性がある。しかし、この巻数比の増加により、巻線に伴う漏れインダクタンスがより大きくなり、したがって、短絡は、導入するのにより時間がかかり、効果があまりなくなる。したがって、ダイオードがないことにより、余分な巻線を必要とすることなしに、非常に効果的な短絡がもたらされる。] [0011] コントローラは、第1および第2のスイッチを制御するための制御ユニットを有することができる。] [0012] 好ましくは、制御ユニットは、第1のスイッチと第2のスイッチを共に閉じ、第1の制御巻線接続部と第2の制御巻線接続部との間、したがって制御巻線の両端間で双方向短絡をもたらすことができるように第1および第2のスイッチを制御するように適合される。] [0013] 好ましくは、制御ユニットは、第1および第2のスイッチを制御し、選択的に第1のスイッチを開き第2のスイッチを閉じるように適合される。これにより、コントローラは、(第1のダイオードを介して)第1の制御巻線接続部と第2の制御巻線接続部との間、したがって制御巻線の両端間で単方向短絡(unidirectional short−circuit)をもたらすことができる。この短絡は、上述の双方向短絡と同様に駆動巻線内に効果的な単方向短絡を生み出し、したがって電流は、BJTのベースに向かうかBJTのベースから離れるようにしか流れることができない。電力コンバータが2つのBJTをハーフブリッジ構成で有する場合には、それらのそれぞれの各駆動巻線の極性が他方と反対になる。そのような構成では、生み出された単方向短絡により、電流が一方のBJTのベースから離れるように流れることができず、一方、電流が他方のベースに向かって流れることが妨げられることになる。] [0014] 任意選択で、制御ユニットは、第1の制御巻線接続部と第2の制御巻線接続部を電気的に切断するように第1のスイッチと第2のスイッチを共に開くことができる。このようにできることにより、コントローラは、自励発振電力コンバータ(SOPC)と共に使用するのに理想的なものになる。SOPCは、負荷巻線を通過する電流を使用してBJTをトリガする電力コンバータであり、これらのBJTは、それぞれのベースに接続された駆動巻線を介してSOPCのスイッチとして働く。SOPCは、たとえば、2本の電力レール間、および負荷の周りで、ハーフブリッジ構成またはフルブリッジ構成で構成された2つまたは4つのBJTを有することができる。各BJTでは、それ自体の駆動巻線がそのベースに接続されており、あらゆる巻線が負荷巻線と磁気的に結合され、その負荷巻線は、一般に負荷と直列になっている。SOPCが、たとえばDIACを用いてBJTの1つをトリガすることによって始動された後で、負荷巻線を流れる電流により、BJTの1つをオンにするのに十分な電流が駆動巻線内に生成される。この段階の間に、負荷巻線を通過する電流により、負荷電流が通過するBJTの駆動巻線内に電流が生み出され、したがってそのBJTがオンにラッチされる。負荷電流が増加するにつれて、負荷巻線内で磁化電流として働く部分が増加し、導通しているBJTへのベース電流が、コレクタ−エミッタ電流ほど速く増加しなくなる。最終的に、BJTに求められる利得は、供給できるものより大きくなり(これは、巻線によって形成された変圧器の飽和前または飽和後に起こる可能性がある)、そのBJTはオフに切り替わり始める。負荷電流がフリーホイール・ダイオードを通過することができる。これにより、最終的には、BJTがオフになるまで、ベース駆動電流が減少する。負荷電流は、最終的に転流し、その後で、負荷巻線を流れる電流が方向を変える。これにより、駆動巻線内で反対方向に流れ、対の他方のBJTがオンに切り替わる。電流が負荷巻線を通って増加すると、そのBJTがオンにラッチされ、すでに活動状態のBJTが完全にオフになる。これにより、BJTの対において、それらのBJTが同等の構成部品であると仮定して、実質的に50:50のデューティ・サイクルになる。] [0015] コントローラが制御巻線を電気的に切断することができることにより、コントローラは、SOPCの発振が開始した後で「後退(step back)」し、発振を無制御で継続させることができる。すなわち、SOPCは、自励発振することが可能になる。当然ながら、コントローラは、いつでも制御を再開することができ、または無制御挙動を防止するために、発振器を開始後引き続き制御することができる。] [0016] 有利には、コントローラの電流制御要素は、第1の電源接続部と第1の制御巻線接続部との間に配置された第3のスイッチをさらに含むことができる。これにより、電流が制御巻線を通過することができ、したがって、駆動巻線内に対応する電流が生成される。そうすることによって、コントローラは、電力コンバータがSOPCタイプのものである場合、駆動巻線内の電流を1つまたは複数のBJTのベースに向かって駆動することによってその電力コンバータを始動することができる可能性がある。どんな場合でも、このようにできることにより、コントローラは、BJTスイッチの1つをオンにすることができ、これは、負荷を流れる電流が自励発振を引き起こすには不十分である場合、電力コンバータを駆動する上で有用となり得る。一方のBJTがこの方法によってオンに駆動されると同時に、その対の他方は、それらの巻線の異なる極性のために、オフに駆動されることになる。これは、電力コンバータ内の電流の急速な転流を強いるのに有用となり得る。] [0017] 好ましくは、制御ユニットは、第3のスイッチを制御し、第1の電源接続部と第1の制御巻線接続部との間に任意選択の接続部を設けるように適合される。] [0018] 有利には、コントローラの電流制御要素は、前記第1の電源接続部と前記第2の制御巻線接続部との間に配置された第4のスイッチをさらに含むことができる。これにより、コントローラは、第3のスイッチが閉じているとき流れる電流に比べてもう一方の方向で電流を制御巻線に、任意選択で通すことができる。第4のスイッチを用いて、コントローラは、対のうちの反対側のBJTを先にオンにさせることによって、第3のスイッチを使用して電力コンバータを始動するのに比較して、それとは異なる「もう一方の方向で」電力コンバータを始動することができる。] [0019] 好ましくは、制御ユニットは、第4のスイッチを制御し、第1の電源接続部と第2の制御巻線接続部との間に接続部を選択的に設けるように適合される。] [0020] 典型的には、制御ユニットは、第3のスイッチまたは第4のスイッチを選択的に閉じ、制御巻線内の電流の流れの方向を制御するように構成される。これにより、コントローラは、BJTを意識的にオンおよびオフに駆動することによって、SOPC内の発振を完全に制御することができる。また、これにより、電力コンバータを始動するとき、負荷を流れる電流をどちらの方向でも開始することができるようになる。] [0021] コントローラは、第1のスイッチと第2のスイッチとの間に第2の電源接続部を含むことができる。したがって、第1の電源接続部から流れる電流が、制御巻線を通って第2の電源接続部に流れ、逆もまた同様である。この構成は、第3のスイッチまたは第4のスイッチを閉じて電流を送るとき、第1のスイッチおよび第2のスイッチのうちの一方が閉じることを必要とするが、制御巻線を通過することなしに電流が一方の電源接続部から他方の電源接続部に流入しないようにする。これらの4つのスイッチを使用し、過電圧など、電源接続部に印加される可能性がある余分な電力を、制御巻線を介して、したがってBJTに転嫁することによって放散することもできる。この構成は、これらのスイッチが双方向性である限り、第1および第2のスイッチが開いている間、第3および第4のスイッチを閉じ、制御巻線の両端間で双方向短絡をもたらすことができることを意味する。] [0022] 任意選択で、コントローラは、第2のスイッチと並列で接続された第2のダイオードをさらに含むことができる。このダイオードは、制御巻線の両端間で一定の単方向短絡を生み出すのを回避するために、第1のダイオードと共にカソード−カソードまたはアノード−アノードで構成する必要があろう。制御ユニットは、任意選択で、第1のスイッチを閉じ、第2のスイッチを開くことができ、したがって、第2のダイオードを介して、前述の単方向短絡に対するもう一方の方向で、制御巻線の両端間で単方向短絡をもたらす。これは、電流が一方のBJTのベースに流入するのを絶えず防止し、したがってそのBJTをオフで保持し、したがってそのBJTが発振の周波数を低減するのを可能にすることによって、コントローラがSOPCに強い支配力を及ぼすことができるので有利である。] [0023] 本発明の第2の態様によれば、電力コンバータを制御するためのコントローラであって、電力コンバータが、バイポーラ接合トランジスタ(BJT)をスイッチとして有し、BJTのベースが駆動巻線に接続され、前記駆動巻線が、電力コンバータ負荷電流を搬送する負荷巻線に磁気的に結合される、コントローラにおいて、負荷巻線および駆動巻線に磁気的に結合された制御巻線に接続するための第1および第2の制御巻線接続部と、第1の制御巻線接続部と第2の制御巻線接続部との間にダイオードを含まない双方向短絡をもたらすようにそれらの間に配置された、電界効果トランジスタ(FET)の形態の第1のスイッチとを含む電流制御要素を有するコントローラが提供される。] [0024] そのような構成により、コントローラは、前述のように、制御巻線の両端間で単純かつ非常に効果的な双方向短絡をもたらすことができる。SOPCでは、この短絡により、電荷がBJTのベースから流出することができ、これらのBJTがオフに切り替わり、したがって電流が転流する。次いで、第1のスイッチを開き、したがって転流した負荷電流が一方のBJTをオンに切り替えることを可能にすることによって、この短絡を除去することができる。あるいは、この短絡を維持し、それによりSOPC内の発振を終わらせることができる。] [0025] 好ましくは、電流制御要素は、第1の電源接続部と第1の制御巻線接続部との間に配置された第2のスイッチをさらに含むことができる。これには、コントローラがSOPCの発振を駆動する、またはSOPCの発振を開始することができるという前述の利点がある。] [0026] 本発明の第3の態様によれば、電力コンバータを制御するためのコントローラであって、電力コンバータが、バイポーラ接合トランジスタ(BJT)をスイッチとして有し、BJTのベースが駆動巻線に接続され、前記駆動巻線が、電力コンバータ負荷電流を搬送する負荷巻線に磁気的に結合される、コントローラにおいて、負荷巻線および駆動巻線に磁気的に結合された制御巻線に接続するための第1および第2の制御巻線接続部と、第1の制御巻線接続部と第2の制御巻線接続部との間に双方向短絡をもたらすようにそれらの間に配置された第1の双方向スイッチと、第1の電源接続部と第1の制御巻線接続部との間に配置された第2のスイッチとを含む電流制御要素を有するコントローラが提供される。] [0027] 好ましくは、第1のスイッチと第1および第2の制御巻線接続部のそれぞれとの間に電気経路が形成され、これらの経路は、ダイオードを含まない。これにより、第1のスイッチを閉じたとき、前述の利点を有する非常に効果的な双方向短絡が得られる。] [0028] 本発明の第2または第3の態様のコントローラは、第1および第2のスイッチを制御するための制御ユニットをさらに含むことができる。] [0029] 好ましくは、制御ユニットは、第1のスイッチを選択的に閉じるように制御し、それにより第1の制御巻線接続部と第2の制御巻線接続部との間に双方向短絡をもたらすように、またそれらの間に接続された制御巻線の両端間でもたらすように適合される。] [0030] 好ましくは、制御ユニットは、第2のスイッチを制御し、第1の電源接続部と第1の制御巻線接続部との間に接続部を選択的に設けるように適合され、したがってコントローラが、接続されたSOPC内で発振を開始し、その中のBJTの1つを駆動することを可能にする。] [0031] 有利には、電流制御要素は、前記第1の電源接続部と前記第2の制御巻線接続部との間に結合された第3のスイッチをさらに含む。これにより、コントローラは、電力コンバータ内の別のBJTを駆動することができる。] [0032] 好ましくは、制御ユニットは、第3のスイッチを制御し、第1の電源接続部と第2の制御巻線接続部との間に接続部を選択的に設けるように適合される。] [0033] 有利には、電流制御要素は、第1の制御巻線接続部と第2の制御巻線接続部との間に、第1のスイッチと直列で配置された第4の双方向電子スイッチと、第1のスイッチと並列で接続された第1のダイオードとをさらに含むことができる。これにより、コントローラは、前述の仕方で、第1のダイオードを介して、第1の制御巻線接続部と第2の制御巻線接続部との間に単方向短絡を生み出し、一方、第4のスイッチおよび第1のスイッチを共に閉じることによって双方向短絡を生み出す能力を維持することができる。] [0034] 好ましくは、制御ユニットは、選択的に第1のスイッチを開き第4のスイッチを閉じるように前記第1および第4のスイッチを制御し、それにより第1のダイオードを介して第1の制御巻線接続部と第2の制御巻線接続部との間に単方向短絡をもたらすように構成される。そのような短絡には、電流がSOPC内の第1のBJTのベースから離れるように流れないようにし、一方、電流がSOPC内の第2のBJTのベースに流入しないようにすることができるという前述の利点がある。] [0035] 有利には、電流制御要素は、第4のスイッチと並列で接続された第2のダイオードをさらに含むことができる。このダイオードは、一定の単方向短絡を生み出すのを回避するために、(カソード−カソードまたはアノード−アノードで接続された)第1のダイオードと反対になるように構成しなければならない。コントローラは、第1のダイオードを介して生み出される短絡に比べてもう一方の方向で、この第2のダイオードを介して単方向短絡を生み出すことができる。したがって、コントローラは、上述の状況を逆転させ、電流がSOPC内の第1のBJTのベースに流入すること、またSOPC内の第2のBJTのベースから流出しないようにすることができる。] [0036] 好ましくは、制御ユニットは、選択的に第1のスイッチを閉じ第4のスイッチを開くように第1および第4のスイッチを制御し、それにより第2のダイオードを介して第1の制御巻線接続部と第2の制御巻線接続部との間に単方向短絡をもたらすように構成される。] [0037] コントローラは、第1のスイッチと第2のスイッチとの間に結合された第2の電源接続部を有することができ、それにより第1の電源接続部と共に電流制御要素を通して回路を完成する。これには、適切なスイッチの構成が選択されている間、制御巻線を回避する短絡を防止し、電流制御要素がシャント・レギュレータとして働くことを可能にするという(すでに論じた)利点がある。] [0038] 本発明の上記態様のうちのいずれかの制御ユニットは、電流制御要素内の前記スイッチのうちの1つに電気的に結合された1つまたは複数の電圧検知用接続部を有することができる。これにより、制御ユニットは、スイッチを流れる電流を測定することができ、この電流は、巻線によって形成された変圧器を介して電力コンバータの負荷を流れる電流に関連付けることができる。この情報を使用して、コントローラは、最適な状態を維持するように、電力コンバータ内の状態に対して反応することができる。たとえば、接続されたSOPCが非常にゆっくりと発振している場合、コントローラは、より頻繁に電流を転流させることができる。コントローラは、SOPC内のBJTをオフに切り替えるように制御巻線の両端間で双方向短絡をもたらすことによって、これを行うことができる。あるいは、コントローラは、制御巻線の両端間で単方向短絡を生み出し、電流が現在活動状態のBJTのベースに流入しないようにし(また自由に離れるように流れることを可能にし)、したがってそのBJTをオフに切り替えることができる。同様にして、SOPCが非常に速く発振している場合、単方向短絡を使用して、非活動状態のBJTがオンにならないようにし、一方、活動状態のBJTから離れる電流の流れを遮断し、したがって発振を引き延ばすことができる。また、コントローラは、発振が停止したかどうか、または負荷電流が自励発振に不十分であるかどうか検出し、これを補正するために制御巻線を介して駆動電流を送ることができる。最後に、コントローラは、過負荷状態を検出し、制御巻線の両端間で双方向短絡を生み出しかつ維持し、すべてのBJTをオフに切り替え、発振を停止することもできる。] [0039] 好ましくは、制御ユニットは、1つまたは複数の電圧検知用接続部上の電圧に基づいてスイッチを制御する。] [0040] 本発明の第4の態様によれば、電力コンバータを制御するための方法であって、電力コンバータが、BJTをスイッチとして有し、BJTのベースが駆動巻線に接続され、前記駆動巻線が、電力コンバータ負荷電流を搬送する負荷巻線に磁気的に結合され、それにより、電力コンバータに対する制御が、駆動巻線に磁気的に結合された制御巻線を制御することによって行われる、方法において、ダイオードを含まない、制御巻線の両端間の双方向短絡を選択的にもたらすことを含む方法が提供される。] [0041] 本発明の第5の態様によれば、電力コンバータを制御するための方法であって、電力コンバータが、BJTをスイッチとして有し、BJTのベースが駆動巻線に接続され、前記駆動巻線が、電力コンバータ負荷電流を搬送する負荷巻線に磁気的に結合され、それにより、電力コンバータに対する制御が、駆動巻線に磁気的に結合された制御巻線を制御することによって行われる、方法において、制御巻線の両端間の双方向短絡、制御巻線の両端間の単方向短絡、および制御巻線の両端間に電気経路なし、のうちの1つを選択的にもたらすことを含む方法が提供される。] [0042] 好ましくは、第4および第5の態様の方法は、駆動巻線内の電流を修正するように追加の電流を制御巻線に送ることによって、制御巻線内の電流を選択的に制御することをさらに含むことができる。] [0043] 好ましくは、双方向スイッチは電界効果トランジスタである。コントローラ全体は、集積回路で実施することができる。] [0044] 次に、例として、図面を参照して本発明について述べる。] 図面の簡単な説明 [0045] 自励発振電子バラストの概略回路図である。 自励発振電子バラストを伴う本発明によるコントローラの概略回路図である。 第1の制御方法における波形を表すグラフである。 代替の制御方法における波形を表すグラフである。 他の制御方法における波形を表すグラフである。 代替の電流制御要素の概略回路図である。 代替の電流制御要素の概略回路図である。] 実施例 [0046] 図2は、本発明の第1の実施形態によるコントローラ26を示す。コントローラ26は制御巻線28に接続され、制御巻線28は、負荷巻線14および駆動巻線18、20からなる変圧器と同じコアの周りに巻かれる。巻線の巻数比は、典型的には、それぞれ15:2:5:5となろう。この制御巻線28は、コントローラが駆動巻線18、20内の電流、したがってBJT4、6のスイッチングに影響を及ぼすことを可能にする。] 図2 [0047] コントローラ26は、MOSFET32、34、36、38を制御するようにスイッチング制御信号を送るために、制御ユニット30を有する。制御ユニット30は、MOSFET32、34、36、38のゲート電極に対する接続部を有する。MOSFET32、34、およびMOSFET36、38は、それぞれN−MOSFETおよびP−MOSFETである。これらのMOSFETは、それらが果たす役割から下記でスイッチと称され、特に集積回路(IC)環境ではMOSFETが好ましいが、任意の等価な電子スイッチで置き換えることが可能である。これらのスイッチは、電流制御要素39を形成し、コントローラ26が、制御巻線28内を流れる電流を操作することを可能にする。これにより、制御ユニット30は、自励発振電子バラスト2の発振を操作することができる。] [0048] たとえば、スイッチ32、34を閉じることによって、コントローラ26は、制御巻線28の端部間で短絡を生み出し、電流がどちらの方向でも流れることを可能にする。これは、巻線14、18、20を効果的に短絡し、両BJT4、6のベースとエミッタの間に低インピーダンス経路を生み出し、結果的に両BJTをオフにする。また、この短絡は、BJT4、6のベース・コレクタ接合をフリーホイール・ダイオードとして働かせ、図1の別個のダイオード22、24は、あってもよいがその必要がなくなる。これは最初に、負荷内を流れる電流を転流させるが、この短絡が発振周期の数倍の間維持された場合には、発振が終わることになる。MOSFETは、オン状態で伴う電圧降下が低い。ダイオードや他のどんなトランジスタもないこととあいまって、この短絡にMOSFETが2つしかないことは、pn接合電圧降下がなく、その結果、BJT4またはBJT6のベースとエミッタの間の小さな電圧でさえ、スイッチ32、34によって効果的に短絡されることを意味する。] 図1 [0049] ダイオード40、42は、コントローラ26が、制御巻線28を流れる電流の方向を制御することを可能にする。たとえば、スイッチ34だけを閉じると、ダイオード40を介して制御巻線28の両端間で単方向短絡が生じる。これにより、BJT4のベースから離れる、またBJT6のベースに向かう電流の流れが防止され、したがってBJT6がオンになることが防止され、BJT4がオンになることが可能になる。また、スイッチ34を閉じると、BJT4内に効果的なエミッタ−ベース短絡が生み出され、BJT4のベース−コレクタ接合は、図1のダイオード22と同様のフリーホイール・ダイオードとして働くことができる。] 図1 [0050] この技法により、コントローラ26は、電子バラストの発振を低減することができ、これは、たとえば発振が制御不能に増大しつつある場合に有利となり得る。スイッチ32だけ閉じることにより、ダイオード42を介してもう一方の方向で同様の単方向短絡が生み出される。] [0051] この実施形態において、制御巻線28対駆動巻線18の巻数比が3:1など十分に高い場合、スイッチ34が閉じられると、巻線28上に現れるBJT4のベース−エミッタ電圧は、ダイオード40の両端間の有効電圧降下より実質的に大きくなる。これは、ダイオード40の両端間の順方向電圧降下が、BJT4が依然としてオンであることを妨げないことを意味する。スイッチ32が閉じられ、電流がダイオード42を流れるときにも、同じ原理が当てはまる。] [0052] スイッチ32、34、36、38およびダイオード40、42を含む電流制御要素39は、電源ノード44と電源ノード46の間に接続される。典型的なIC応用例では、これらのノードは、たとえば3.3VのEMFを供給することになり、ノード44が+3.3V、ノード46が0Vとして指定される。ノード44とノード46にわたって送られるEMFは、コントローラ26が制御巻線28内に電流を生み出し、したがって駆動巻線18、20内の電流を制御し、BJT4、6のベースに給電することができることを意味する。したがって、コントローラ26を使用して自励発振電子バラスト2の発振を開始し、他の電子バラスト内に存在するDIACなど追加の回路要素の必要をなくすることができる。スイッチ36、34が閉じられている場合、制御巻線28内を流れる電流により、BJT6のベースから、またBJT4のベースに向かって、駆動巻線18、20内を電流が流れ、BJT4がオンになり、BJT6がオフで保持される。スイッチ32、38が閉じられている逆の場合には、電流が反対方向で流れ、BJT6がオンになり、BJT4がオフになる。どちらの場合にも、オンにされるBJTがすでにオンである場合、電流を流すことの効果により、そのBJT上のベース駆動電流が増加し、その飽和電圧が低下する。また、この駆動能力により、負荷電流が低すぎて発振を維持できないときでさえ、コントローラは、BJT4、6を絶えず駆動することによってバラスト2を発振したまま保つことができる。これは、調光可能なCFL用など、可変電力需要の応用例で有用となり得る。BJTを各サイクル中に駆動することができることは有用であるが、駆動パルスを毎サイクル中に送ることが必要でない可能性がある。単にBJTをnサイクルに1回駆動すれば十分となり得る。同様に、両BJTを駆動することは必須ではない。] [0053] 要するに、スイッチ32、34を使用し、制御巻線28の双方向短絡または単方向短絡をもたらし、スイッチ36、38との組合せで、BJTのベースに駆動電流を送ることができる。スイッチ36、38を使用して、双方向短絡をもたらし、スイッチ32、34と共に、駆動電流をもたらすこともできることが当業者には明らかであろう。スイッチ32、34、36、38すべてが開いているとき、制御巻線28は分離されており、自励発振バラスト2は、その固有周波数で振動したままになる。これは、たとえばCFLと共に使用されたとき特に有用となる可能性があり、これにより、バラスト2をその固有振動周波数で動作したままにする前に、予熱および点弧中にバラスト2を制御することができることになる。コントローラ26は、いつでも、たとえば過負荷を検出したとき、再び発振を制御することができる。] [0054] 制御ユニット30は、上記の様々な技法を使用して、自励発振電子バラスト2内の発振を開始し、発振の周波数を制御し、さらには発振を停止することができる。発振が開始した後で、負荷電流が十分に高い場合、スイッチ32、34だけを使用して、動作周波数を制御することができる。制御ユニット30は、周波数を増大するために発振サイクルを短縮することができ、また、周波数を低減するために、サイクルを延長する、または次の開始を遅延させることができる。] [0055] 制御ユニット30は、完全な開ループ制御を使用し、電圧制御発振器と同程度に単純なものを使用して発振の周波数を決定することができる。あるいは、外部センサから直接入力を受け取り、バラスト2を監視することによって、または制御巻線28を監視し、バラスト内の状態を推定することによって、フィードバックを使用することができる。] [0056] 図2は、制御巻線接続ノード上の電流および電圧についての情報を制御ユニット30に送る検知用接続部48、50を示す。これらを使用し、制御巻線28を介して自励発振電力コンバータ2内で何が起こっているか検知することができる。これらの接続部48、50を使用し、巻線28内の電流に関連するスイッチ32、34、36、38の両端間の電圧を検出することができる。これらの電圧は、関連のMOSFETのドレイン−ソース抵抗の両端間、またはそのMOSFETと直列で、たとえばMOSFET34と電源ノード46との間に接続された抵抗器(図示せず)の両端間で測定することができる。] 図2 [0057] 制御ユニット30のこの検知能力により、バラスト2内の電流が転流するのとほぼ同時に行われる、制御巻線28内の電流が転流したときを検出することができる。この情報を制御ユニット30が使用し、電流を転流するために、たとえば短絡を除去するために、制御ユニット30が課している状態を解放すべきときを検出することができる。たとえば、両スイッチ32、34が長時間閉じられているとき、検知用接続部48、50により、制御ユニット30は、バラスト2内の発振が停止しているために電流が低いときを検出することができる。] [0058] 発振の周期および周波数は、制御巻線の両端間の電圧、またはスイッチ32、34の一方の両端間の電圧(他方が閉じているとき開いているスイッチの両端間の電圧)がゼロを通過し、バラスト内の電流の転流を示すときを検知することによって決定することができる。これにより、制御ユニット30は、共振インダクタが飽和したとき、またはバラストによって制御されている蛍光ランプが点灯できないとき行われる、コントローラ26によって求められるものより高い頻度で、発振を検出することができる。制御ユニット30が制御巻線28の両端間の電圧を検知することができることにより、制御ユニット30は、どれだけの電流が負荷を通過しているか計算することができる。これは、過負荷を検出すること、供給電流を最大値に制限すること、電流が最小値より確実に高くなるようにすることなど、いくつかの異なる目的のために、制御ユニット30で使用することができる。負荷電流の計算は、自励発振バラスト2内に2つの抵抗器を含め、BJT4、6のエミッタと直列で、それぞれ駆動巻線18および駆動巻線20によって形成されたベース駆動ループ内で接続することによって単純化される。] [0059] また、制御ユニット30は、外部入力52を有する(しかし、これは不可欠な構成部品ではない)。この外部入力を使用し、追加の検知情報または制御入力を提供することができる。入力48、50、52のいずれかを使用し、コントローラ26をプログラムすることもできる。たとえば、制御ユニット30は、制御巻線接続部など、いずれかのピン上の抵抗または電圧を検知することができ、それを使用し、たとえばコントローラ26をテスト・モードに設定することも、蛍光ランプ・コントローラ内の予熱時間を設定することもできる。] [0060] 本実施形態のコントローラ26は、いくつかの異なる制御方法を行うことができる。図3は、自励発振バラストを非常に厳格に制御することができる「極大」制御方法を示す。図3は、負荷巻線14を通過する電流(Iresとして示す)およびBJT4とBJT6の間の中点電圧(Vmidとして示す)に加えて、スイッチ32、34、36、38の制御信号を示す。図の制御信号のすべてが、ハイのとき「オン」である。スイッチ36、38はPMOSであるため、したがって信号は、実際の駆動信号に比べて反転していると考えることができる。] 図3 [0061] グラフは、オフ上にあるコンバータから始まり、Vmidは、電力コンバータの正の供給電圧の約半分であるか、またはBJT6の両端間の電圧が大きいと仮定されている。次いで、スイッチ32、38が、コントローラによって決定される時間の間、制御ユニット30によって閉じられ、この時間は、約500ナノ秒と同程度に短いもの、またはスイッチ34が開いている限りとすることができる。スイッチ32、38が閉じている間中、制御巻線28は、電流制御要素39によって電流の供給を受け、駆動巻線18、20内に電流を誘導する。具体的には、前述のように、これにより駆動巻線20内の電流がBJT6のベースに向かって流れ(BJT6がオンになり)、駆動巻線18の両端間で電位が生じ、BJT4のベースがバイアスされ、電流がBJT4を流れることが妨げられる。BJT4がオフ状態で開始するので、駆動巻線18内に電流が流れない。これにより、電流がBJT6および負荷巻線14を流れ始める。巻線14内の電流の流れは、巻線20内に電流を誘導し、BJT6をオンにラッチする。] [0062] 次いで、スイッチ38を開くことができ、スイッチ32によりダイオード42を介して制御巻線28の単方向短絡がもたらされたままになる。この単方向短絡は、負荷電流が転流した場合でさえ、BJT4がオンに切り替わらないようにする。制御ユニット30によって決定された時間の後で、スイッチ34が閉じられ、制御巻線28の両端間で双方向短絡をもたらす。これにより、BJT4がオフに保たれたままBJT6がオフになり、BJT4のベース−コレクタ接合または別個のダイオード(図示せず)によって形成されたフリーホイール・ダイオードを負荷電流が流れる。次いで、Vmidが電源レール10の電圧近くに上昇し、最終的には電流が転流する。スイッチ32がほぼこのとき開き、BJT6をオフに保つことになる制御巻線28内の単方向短絡をそのままにする。いま、電流が負荷巻線14内をもう一方の方向で流れているので、駆動巻線18内に誘導される電流が、BJT4のベースに向かって流れ、BJT4をオンにする。] [0063] 図3はまた、このときスイッチ36が閉パルスを受け取るところを示す。これもまた、約500ナノ秒と同程度に短いもの、またはスイッチ32が開いている限りとすることができる。スイッチ36、34が閉じた状態で、電流が制御巻線28を流れ、駆動巻線18内の電流をBJT4のベースに向かって流し、駆動巻線20内の電流をBJT6のベースから離れるように流す。この時点で発振がすでに開始されている場合、スイッチ36を閉じてもほとんど効果はない。しかし、Vmidに関する最初の仮定が誤りであり、Vmidが低かったなど、何らかの理由で発振が開始されていない場合には、このパルスは、スイッチ38を閉じるのと同様に働き、駆動電流をBJT4のベースに注入することになる。この状況では、BJT4をオンに切り替える第2の開始パルスが発振を開始する。] 図3 [0064] 次いで、スイッチ36が再び開き、スイッチ34によりダイオード40を介して制御巻線28の両端間で単方向短絡がもたらされたままになり、したがってBJT6がオフに保たれる。制御ユニット30によって決定される別の時間の後で、スイッチ32が閉じられ、したがって再び双方向短絡がもたらされる。これにより、BJT6がオフに保たれたままBJT4がオフに切り替わり、電流がもう一度転流する。スイッチ36、38を閉じることを用いて、または閉じることなしに、このサイクルが繰り返される。スイッチ36、38は、発振が開始された後でもう一度使用する必要はないが、それらの使用は、低負荷電力状況で発振を維持するために必要である可能性がある。] [0065] たとえば、自励発振電子バラスト2への入力電圧が低すぎて負荷を適正に駆動できない場合、制御ユニット30は、スイッチ32、34を閉じたまま保持し、それによりバラスト2をオフ状態に維持することができる。この動作モードは、短絡など過負荷状態の場合、またはフリッカを防止するために電力が突然除去される場合にも有用となり得る。] [0066] 自励発振バラスト2が発振を終わる場合、たとえば、蛍光ランプの負荷が点灯できない場合、またはコンバータへの電力が8ミリ秒ごと(AC60Hz)または10ミリ秒ごと(AC50Hz)にゼロ近くに低下するハロゲン照明変圧器内など、抵抗性負荷に対する無調節(unregulated)AC電源がある場合、発振を再始動する必要があり得る。制御ユニット30は、発振がないことを検出し、スイッチ36、38を使用してさらなる開始パルスを印加することによって再始動することができる。] [0067] スイッチ36、38を使用し、コントローラ26への電源の電圧を調節することもできる。スイッチ32、38がオフ、スイッチ34がオンである間に、スイッチ36をオンにすることによって、コントローラ26に供給される余分な電力がBJT4のベース内に逸らされる。同様に、スイッチ34、36がオフ、スイッチ32がオンである間に、スイッチ38をオンにすることによって、コントローラ26に供給される余分な電力がBJT6のベースに逸らされ、コンバータ2の性能を改善する。そうすることで、電流制御要素39は、シャント・レギュレータとして働く。集積回路(IC)実装では、これにより、ツェナ・デバイスと同様な別個の電圧レギュレータの必要が回避され、電力がICの外側で放散されるため、そのようなデバイスに伴う熱が回避される。これは、構成部品の数を削減するのに役立つため、ICを製造するコストを削減する。電力をICの外側で放散することは、チップの熱出力を削減するのに役立つ。電流制御要素39がこのように働くために、スイッチ36がオンのときスイッチ32がオフである、またはスイッチ38がオンである間、スイッチ34がオフであることは必要でない。具体的には、余分な電力をBJTのベース内に逸らすことが入力電圧を削減するのに不十分である場合、スイッチ32、34がオンのときスイッチ36、38をわずかにオンに切り替え、電圧をさらに削減することができる。2つのスイッチ36(図示せず)および2つのスイッチ38(図示せず)を有し、スイッチ36、38の一方の組を電源調節用に、また一方の組を制御巻線28に電流を供給するために使用することが好ましい可能性がある。] [0068] スイッチ32、34が共にオンである時間を測定することによって、自励発振バラスト2の周波数がその固有共振周波数にどれだけ近いか検知することが可能である。図3に関しては、これは、スイッチ32とスイッチ34のための制御信号の重なりであり、自励発振バラスト2内の電流が転流するのにかかる時間を示す。自励発振バラスト2の周波数がその固有共振周波数に接近するにつれて、この重なり時間が短くなる。制御ユニット30は、求められる周波数が固有共振周波数より低くなる(負荷が蛍光ランプであり、それが点弧できない場合に発生する可能性がある状況)ことがないようにするなど、いくつかの目的でこの情報を使用することができる。この情報により、制御ユニット30は、それが置かれている条件、および構成部品における許容差による、ある自励発振電子バラストと次のバラストとの起こり得る相違にかかわらず、共振周波数を見つけることができる。したがって、制御ユニット30は、発振が共振周波数に近くなるように予熱中に発振の周波数を調節することができ、たとえば電源で使用するために、発振の最小許容周波数を検知し設定することができる。] 図3 [0069] 上述の、また図3に示されている制御方法は、両スイッチ32、34の最も実際的なオン時間を示している。それほどには有効でない制御方法もあり、この方法は、著しく短いスイッチ32、34のオン時間を有する発振を制御するように機能する。図4は、すべてのスイッチについて著しく短いオン時間を特徴とする制御方法を示す。スイッチ32、38は、制御ユニット30によって決定される短い期間の間閉じ、バラスト2の発振を開始する。負荷巻線14を流れる電流が増加し、駆動巻線20内の電流を増加させ、BJT6をオンにラッチする。次いで、スイッチ32、38が開かれる。制御ユニット30によって決定されたある時間の後で、スイッチ32、34が閉じられ、制御巻線28の両端間で双方向短絡をもたらし、BJT6をオフにする。負荷電流が転流しゼロを通過したとき、スイッチ32、34が共に再び開かれ、BJT4はオンになることができる。この場合も、制御ユニット30によって決定されたある時間の後で、スイッチ32、34が再び閉じられ、電流を転流し、このサイクルが継続する。] 図3 図4 [0070] 図5は、スイッチ32、34の最小オン時間を有する、第3の可能な制御方法を示す。スイッチ38、32がBJT6をオンにし、通常の形で発振を開始する。制御ユニット30によって決定されたある時間の後で、スイッチ34が閉じ、BJT6の駆動電流を停止し、電流が転流した(ゼロを通過した)とき再び開く。BJT4がオンになり、制御ユニット30によって決定されたある時間の後で、スイッチ32が閉じ、BJT4の駆動電流を停止する。電流が転流した後で、BJT6が再びオンになり、このサイクルが継続する。図3、4、5に示されているものの間に、スイッチ32、34のスイッチング時間を特徴とするいくつかの制御方法があり、これらもまた機能するはずである。] 図3 図5 [0071] 本発明のいくつかの実施物は、駆動パルスを両BJT4、6に送るための機構を必要としない可能性がある。図6aは、スイッチ36が除去されている代替の電流制御要素39を示し、スイッチ36は、容易に他のスイッチの1つとすることができる。BJT4またはBJT6のどちらかだけオンにすることによってしか発振を開始することができないことを除いて、前述の制御方法のすべてがこの実施形態を用いて機能する。図6bは、スイッチ32が除去されて、制御巻線28の片側だけが制御される第3の実施形態を示す。これは、図4に示されているものと同様の制御方法を可能にする。制御巻線28と駆動巻線18、20との小さい巻数比を使用し、潜在的なICに内蔵されるESD保護回路をトリガする可能性を回避することができる。] 図4 図6a 図6b [0072] 上述の実施形態は、蛍光ランプ用の電子バラストのためのコントローラおよび制御方法を提供する。しかし、述べられている原理は、コンパクト蛍光ランプおよび線形蛍光ランプ用の調光可能なバラストおよび固定のバラスト、冷陰極蛍光灯バラスト、ハロゲン照明変圧器、および何らかの種類の制御を必要とする多数の他のDC−DCまたはDC−AC電力コンバータなど、BJTに基づく他の自励発振電力コンバータを制御する際に使用するように、容易に適合することができる。述べられている原理は、フルブリッジ構成、ハーフブリッジ構成、および共振トポロジを制御するために使用することができ、位相シフト共振コンバータ−周波数がロックされ、それぞれの位相がシフトされた2つのコントローラがある−内で使用するように適合することができる。]
权利要求:
請求項1 電力コンバータを制御するためのコントローラであって、前記電力コンバータが、バイポーラ接合トランジスタ(BJT)をスイッチとして有し、前記BJTのベースが駆動巻線に接続され、前記駆動巻線が、電力コンバータ負荷電流を搬送する負荷巻線に磁気的に結合される、コントローラにおいて、前記負荷巻線および前記駆動巻線に磁気的に結合された制御巻線に接続するための第1および第2の制御巻線接続部と、前記第1の制御巻線接続部と前記第2の制御巻線接続部との間で互いに直列で配置された第1および第2の双方向電子スイッチと、前記第1のスイッチと並列で接続された第1のダイオードとを含む電流制御要素を有するコントローラ。 請求項2 前記第1および前記第2のスイッチのそれぞれと前記制御巻線接続部のそれぞれとの間に電気経路が形成され、前記経路がダイオードを含まない、請求項1に記載のコントローラ。 請求項3 第1および第2のスイッチを制御するための制御ユニットをさらに含む、請求項1または2に記載のコントローラ。 請求項4 前記制御ユニットが、前記第1のスイッチと前記第2のスイッチを共に選択的に閉じるように前記第1および第2のスイッチを制御し、それにより、前記第1の制御巻線接続部と前記第2の制御巻線接続部との間に双方向短絡をもたらすように適合されている、請求項3に記載のコントローラ。 請求項5 前記制御ユニットが、選択的に前記第1のスイッチを開き前記第2のスイッチを閉じるように前記第1および第2のスイッチを制御し、それにより、前記第1のダイオードを介して前記第1の制御巻線接続部と前記第2の制御巻線接続部との間に単方向短絡をもたらすように適合されている、請求項3または4に記載のコントローラ。 請求項6 前記制御ユニットが、前記第1のスイッチと前記第2のスイッチを共に選択的に開くように前記第1および第2のスイッチを制御し、それにより、前記第1の制御巻線接続部と前記第2の制御巻線接続部とを電気的に切断するように適合されている、請求項3、4、または5に記載のコントローラ。 請求項7 前記電流制御要素が、第1の電源接続部と第1の制御巻線接続部との間に結合された第3のスイッチをさらに含む、請求項3、4、5、または6に記載のコントローラ。 請求項8 前記制御ユニットが、前記第3のスイッチを制御し、前記第1の電源接続部と前記第1の制御巻線接続部との間に接続部を選択的に設けるように適合されている、請求項7に記載のコントローラ。 請求項9 前記電流制御要素が、前記第1の電源接続部と前記第2の制御巻線接続部との間に結合された第4のスイッチをさらに含む、請求項7または8に記載のコントローラ。 請求項10 前記制御ユニットが、前記第4のスイッチを制御し、前記第1の電源接続部と前記第2の制御巻線接続部との間に接続部を選択的に設けるように適合されている、請求項9に記載のコントローラ。 請求項11 前記制御ユニットが、前記第3のスイッチまたは前記第4のスイッチを選択的に閉じ、前記制御巻線内の電流の流れの方向を制御するように構成されている、請求項10に記載のコントローラ。 請求項12 前記第1のスイッチと前記第2のスイッチとの間に第2の電源接続部が結合されている、請求項7から11のいずれか一項に記載のコントローラ。 請求項13 前記第2のスイッチと並列で接続された第2のダイオードであって、前記第1のダイオードと第2のダイオードとを同時に電流が流れないようにするために前記第1のダイオードと反対向きに配向された第2のダイオードをさらに含み、前記制御ユニットが、選択的に前記第1のスイッチを閉じ前記第2のスイッチを開き、それにより、前記第2のダイオードを介して前記制御巻線接続部間に単方向短絡をもたらすように構成されている、請求項3から12のいずれか一項に記載のコントローラ。 請求項14 前記第2のスイッチと並列で接続された第2のダイオードであって、前記第1のダイオードと第2のダイオードとを同時に電流が流れないようにするために前記第1のダイオードと反対向きに配向された第2のダイオードをさらに含む、請求項1または2に記載のコントローラ。 請求項15 電力コンバータを制御するためのコントローラであって、前記電力コンバータが、バイポーラ接合トランジスタ(BJT)をスイッチとして有し、前記BJTのベースが駆動巻線に接続され、前記駆動巻線が、電力コンバータ負荷電流を搬送する負荷巻線に磁気的に結合される、コントローラにおいて、前記負荷巻線および前記駆動巻線に磁気的に結合された制御巻線に接続するための第1および第2の制御巻線接続部と、前記第1の制御巻線接続部と前記第2の制御巻線接続部との間にダイオードを含まない双方向短絡をもたらすようにそれらの間に配置された、電界効果トランジスタ(FET)の形態の第1のスイッチとを含む電流制御要素を有するコントローラ。 請求項16 前記電流制御要素が、第1の電源接続部と前記第1の制御巻線接続部との間に配置された第2のスイッチをさらに含む、請求項15に記載のコントローラ。 請求項17 電力コンバータを制御するためのコントローラであって、前記電力コンバータが、バイポーラ接合トランジスタ(BJT)をスイッチとして有し、前記BJTのベースが駆動巻線に接続され、前記駆動巻線が、電力コンバータ負荷電流を搬送する負荷巻線に磁気的に結合される、コントローラにおいて、前記負荷巻線および前記駆動巻線に磁気的に結合された制御巻線に接続するための第1および第2の制御巻線接続部と、前記第1の制御巻線接続部と前記第2の制御巻線接続部との間に双方向短絡をもたらすようにそれらの間に配置された第1の双方向電子スイッチと、第1の電源接続部と前記第1の制御巻線接続部との間に配置された第2のスイッチとを含む電流制御要素を有するコントローラ。 請求項18 前記第1のスイッチと前記第1および第2の制御巻線接続部のそれぞれとの間に電気経路が形成され、前記経路がダイオードを含まない、請求項17に記載のコントローラ。 請求項19 前記第1および前記第2のスイッチを制御するための制御ユニットをさらに含む、請求項15から18のいずれか一項に記載のコントローラ。 請求項20 制御ユニットが、前記第1のスイッチを選択的に閉じるように制御し、それにより前記第1の制御巻線接続部と前記第2の制御巻線接続部との間に双方向短絡をもたらすように適合されている、請求項19に記載のコントローラ。 請求項21 制御ユニットが、前記第2のスイッチを制御し、前記第1の電源接続部と前記第1の制御巻線接続部との間に接続部を選択的に設けるように適合されている、請求項19に記載のコントローラ。 請求項22 前記電流制御要素が、前記第1の電源接続部と前記第2の制御巻線接続部との間に結合された第3のスイッチをさらに含む、請求項19、20、または21に記載のコントローラ。 請求項23 前記制御ユニットが、前記第3のスイッチを制御し、前記第1の電源接続部と前記第2の制御巻線接続部との間に接続部を選択的に設けるように適合されている、請求項22に記載のコントローラ。 請求項24 前記電流制御要素が、前記第1のスイッチと前記第2の制御巻線接続部との間に結合された第4の双方向電子スイッチと、前記第1のスイッチと並列で接続された第1のダイオードとをさらに含む、請求項22または23に記載のコントローラ。 請求項25 前記制御ユニットが、選択的に前記第1のスイッチを開き前記第4のスイッチを閉じるように前記第1および第4のスイッチを制御し、それにより前記第1のダイオードを介して前記第1の制御巻線接続部と前記第2の制御巻線接続部との間に単方向短絡をもたらすように構成されている、請求項24に記載のコントローラ。 請求項26 前記第4のスイッチと並列で接続された第2のダイオードであって、前記第1のダイオードと第2のダイオードとを同時に電流が流れないようにするために前記第1のダイオードと反対向きに配向された第2のダイオードをさらに含む、請求項24または25に記載のコントローラ。 請求項27 前記制御ユニットが、選択的に前記第1のスイッチを閉じ前記第4のスイッチを開くように前記第1および第4のスイッチを制御し、それにより前記第2のダイオードを介して前記第1の制御巻線接続部と前記第2の制御巻線接続部との間に単方向短絡をもたらすように構成されている、請求項26に記載のコントローラ。 請求項28 前記第1のスイッチと前記第2のスイッチとの間に結合された第2の電源接続部をさらに含む、請求項24から27のいずれか一項に記載のコントローラ。 請求項29 前記制御ユニットが、電流制御要素内の前記スイッチを流れる電流を測定するために、それらのうちの1つに電気的に結合された1つまたは複数の電圧検知用接続部を有する、請求項3から13または19から28のいずれか一項に記載のコントローラ。 請求項30 前記制御ユニットが、1つまたは複数の前記電圧検知用接続部上の電圧に基づいて前記スイッチを制御する、請求項29に記載のコントローラ。 請求項31 電力コンバータを制御するための方法であって、前記電力コンバータが、BJTをスイッチとして有し、前記駆動巻線が、電力コンバータ負荷電流を搬送する負荷巻線に磁気的に結合され、それにより、前記電力コンバータに対する制御が、前記駆動巻線に磁気的に結合された制御巻線を制御することによって行われる、方法において、ダイオードを含まない、前記制御巻線の両端間の双方向短絡を選択的にもたらすことを含む方法。 請求項32 電力コンバータを制御するための方法であって、前記電力コンバータが、BJTをスイッチとして有し、前記駆動巻線が、電力コンバータ負荷電流を搬送する負荷巻線に磁気的に結合され、それにより、前記電力コンバータに対する制御が、前記駆動巻線に磁気的に結合された制御巻線を制御することによって行われる、方法において、前記制御巻線の両端間の双方向短絡、前記制御巻線の両端間の単方向短絡、および前記制御巻線の両端間に電気経路なし、のうちの1つを選択的にもたらすことを含む方法。 請求項33 前記駆動巻線内の電流を修正するように追加の電流を前記制御巻線に送ることによって、前記制御巻線内の電流を選択的に制御することをさらに含む、請求項31または32に記載の方法。 請求項34 前記双方向スイッチが電界効果トランジスタである、請求項1から30のいずれか一項に記載のコントローラ。 請求項35 請求項1から30のいずれか一項に記載のコントローラを使用する集積回路。 請求項36 請求項31から33のいずれか一項に記載の方法を実施するように構成された集積回路。 請求項37 請求項1から30のいずれか一項に記載のコントローラを備える電力コンバータ。 請求項38 請求項31から33のいずれか一項に記載の方法によって制御される電力コンバータ。 請求項39 図2から6の任意の組合せを参照して本明細書に実質的に述べられている、または図2から6の任意の組合せに示されている電力コンバータ用のコントローラ。 請求項40 図2から6の任意の組合せを参照して本明細書に実質的に述べられている、または図2から6の任意の組合せに示されている電力コンバータのための制御方法。
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